目的1990年、民主化したモンゴル国は、以後幅広い分野において発展を遂げて参りました。当協会も新たに「NPO法人関西モンゴル友好協会」と改組し、両国国民の交流を通じて相互理解をより深めるため文化・経済など各分野にわたり交流・支援事業活動を推進し、両国の繁栄と発展に寄与することを目的とします。
ご挨拶 当協会は、長い歴史を持つ日本とモンゴル両国の友好関係をさらに深め、次世代へ引き継いでいくことを目的に活動しています。豊かな自然と歴史を誇るモンゴル、そして独自の文化と技術力を持つ日本、これらの特長を生かし、相互理解を深めることで、両国がともに発展していく未来を築いていきたく取り組んでおります。
私たちの使命は、両国民の「心」をつなぐ架け橋でありたいと考えています。友好関係の強化は、未来の平和と繁栄の基盤を築くものです。相撲をはじめとした文化・教育・経済など、多岐にわたる分野で両国間の交流を引き続き促進してまいります。また、若い世代に異文化理解の重要性を実感する場を提供することも重要な目標の一つです。これまでの活動の中で、多くの方々とのご縁をいただき、イベントやプロジェクトを通じ両国の友好・親善の輪が広がっていることを誇りに思います。心より感謝申し上げます。
協会の活動は、皆さま一人ひとりのご支援とご協力なしには成り立ちません。皆さまのご参加とご意見をお待ちしております。この活動を通じて、日本とモンゴルが手を携え、共に未来を切り拓いていく姿を描いていきましょう。
今後とも、本協会の活動へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

会長 左藤 章
設立趣旨日本とモンゴル国は、1972年に外交関係が樹立。1992年に新憲法が施行され国名も「モンゴル国」に改め民主化への道を踏み出しました。当初は、国家体制が変わり経済的・社会生活面でも混乱が生じましたが、日本をはじめ多くの友好国の支援で社会設備も進み経済成長を遂げました。
モンゴル国は、人口のおよそ2分の1が首都ウランバートルに居住しており、古典的なゲル(伝統的な移動式住居)に暮らす遊牧民は約30%程度です。近年はソーラーパネルや小型風力発電などによるゲルにおける電化が進み、遊牧生活は近代化の過程にあります。携帯電話の普及や衛星放送による大相撲の中継観戦など大相撲でのモンゴル出身力士の活躍や、開発の進む鉱物資源なども注目されています。今後は、地下資源開発や教育・医療、環境、農業分野及び芸術分野などでの更なる発展が望まれています。
このような現況下において私たちは、両国民の「心」をつなぐ架け橋として、文化交流、教育、経済協力、そして人と人との絆を大切にしながら、より良い国際社会の構築に貢献してまいります。この協会の活動は、皆さま一人ひとりのご支援とご協力なしには成り立ちません。法人・個人問わず本協会の主旨にご賛同頂き、皆様の積極的なご参画を心よりお願い申し上げます。
1998年4月
大阪市中央区博労町1-4-10博労町エステートビル3階に「在大阪モンゴル国名誉領事館(佐藤紀子名誉領事―NGO日本モンゴル文化経済交流協会代表:1991年7月設立)」が開設
2009年11月
大阪市中央区博労町1-4-10博労町エステートビル3階に「特定非営利活動法人日本モンゴル関西友好協会(野田博仁会長-富士グループ支援)」を設立
2012年3月
大阪市中央区博労町3-5-1エプソンビル19階に「在大阪モンゴル国総領事館(D.Batjargal バッチ・ジャルガル総領事)」を開設
2017年6月
「在大阪モンゴル国総領事館」移転
移転先:大阪市中央区博労町1-4-10博労町エステートビル3階
2018年10月
「特定非営利活動法人日本モンゴル関西友好協会」とNGO「日本モンゴル文化経済交流協会」が統合し、団体名を「特定非営利活動法人日本モンゴル文化経済交流協会」と改名
2024年6月
組織改革により「特定非営利活動法人日本モンゴル文化経済交流協会」から「NPO法人関西モンゴル友好協会」に改名

